ユーザーがコンデンサーと抵抗を自由に選んで音の変化を楽しむことを目的とした「USBかえとりっじ」プロジェクト。実は、ケースでも音が変わるので、いくつかの素材や色で試作し、音の傾向を確認しています。
ケースは楽音倶楽部で製造して販売する予定ですが、3Dデータを公開し、みなさんの発想でより自由に楽しんでいただければと思っています。
今回は、家庭用として一般的なFDM(熱溶解積層)方式で、入手し易い素材を使った例をいくつかご紹介します。傾向のご参考になれば幸いです。
1) カーボン混入NYLON/黒
重心が低く落ち着いた音。カーボンの影響か。
2) TPU/黒
制振材料のブチルゴムを彷彿させる音。弾力性があって押し出し感が強い。
3) PETG/白
シルキーで清純な感じ。同じ白系色でも「5」(PLA)のような透明感はない。
4) PLA/緑(半透明)
輪郭がくっきりして明確で元気な音。
4) PLA/白(半透明)
透明感があって爽快で音場も広い。
前回に続き、今回のケース編はいかかでしたでしょうか? 今後もこのブログで追加情報を発信したいと思っております。音の変化を楽しむ「USBかえとりっじ」。多くの方々に、情報交換などのコミュニケーションも含めて楽しんで頂ければと思っています。
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