20数年、音響設計をしてきました。
音響機器をはじめ、映像機器の音響設計、音響アクセサリー製品など音にかかわる様々な仕事をに携わらせていただきました。
ものづくりの難しさやスケジュールに悩みながらも、最終的には⾃分が
「この商品を買って⾳を聴いたらどう思うか」
「価格相応以上の満⾜が得られるか」
「納得できるか、買ってよかったと思えるか、買ったことを後悔しないか」を
いつも⾃問⾃答して設計をしてきました。
⾃分が、「すべてのお客様の代表」と思っていました。
お客様の代表である⾃分が満⾜できなければ、
当然その商品を買っていただいたお客様に
満⾜していただけることはありません。
設計する者は、想定したお客様以上に、
⾳に対する鋭い感覚、音に対する厳しさを持ち合わせていなければ、
決してそのお客様を満⾜させることが出来ないのです。
どうすれば音に対する感覚を高めることができるのか、これから楽音倶楽部でご紹介していきたいと思います。